蔵人のチャレンジを表現した日本酒「輪奏f」
輪奏f(フォルテ)とは
辛島 虚空乃蔵では様々な技術、原料を用いながら、日本酒の奥深さ、新たな味わいをお伝えしています。一般的な日本酒の製法を踏襲しつつ原料や酵母、醸造技術等の違いを表現している商品です。

[商品概要]
和香牡丹 輪奏f第3楽章(わかぼたん りんそう ふぉるて だいさんがくしょう)
酒質
生産ロット毎で様々な酒質。
技術
1回の仕込みは、総米75kg で日本酒として仕上がる本数は720mlで160本程度。麹、モト、造りの工程全て手作業で行うクラフトの酒。造りのアイデアは、様々なお酒(焼酎、ワイン等)の醸造を経験している職人の思いがけない発想から生まれてきます。
ストーリー
2022年5月、「清酒特区制度」を活用したマイクロサケブリュワリー「辛島 虚空乃蔵」を操業しました。ここでは、小回りがきく極小規模での仕込みを四季を通じて挑戦的に行っており、醸されたお酒を「和香牡丹 輪奏」としてお届けしております。

■本ロットの特徴・こだわりポイント
【原料について】
食用米であるヒノヒカリを使用したお酒はタンパク質や脂質を多く含むため、
これらの成分を低減する精米方法である「扁平精米」した原料を使用しています。
【発酵について】
米麹の使用量を全体の15%まで減らすことで、米の溶解を通常よりも遅らせ、28日間発酵させました。
酵母がゆっくりと増殖することによってアルコールの生成のみならず、同時に生成する酸味成分が低減し、お酒の後味に甘みと丸みが感じられる仕込みをおこなっています。